Soccer web サベラ監督のもと５連勝のアルゼンチン メッシ「僕らはトンネルを抜けた」

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現地時間15日に行なわれた国際親善試合で、ドイツに３対１で勝利を収めたアルゼンチン。FWリオネル・メッシは好調を維持する現在のチームについて大きな手応えを感じているようだ。ロイター通信が報じた。

　ホセ・ペケルマン氏がチームを率いた2006年Ｗ杯でベスト８に終わったアルゼンチン。その後、アルフィオ・バシーレ氏、ディエゴ・マラドーナ氏、セルヒオ・バティスタ氏とビッグネームが指揮をとってきた。その間、07年コパ・アメリカ（南米選手権）は準優勝を果たしたが、10年Ｗ杯は準々決勝で敗退し、地元開催となった昨年のコパ・アメリカでも優勝候補筆頭として登場しながら８強で姿を消していた。

　その間、メッシは所属先のバルセロナ（スペイン）でのパフォーマンスとあまりに差があるとして批判を浴び、チームもメッシを活かすことができていないと酷評されてきた。こうしたなか、AFA（アルゼンチンサッカー協会）は昨年８月、アレハンドロ・サベラ監督を招聘。14年Ｗ杯南米予選を含め、最初の３試合は１勝１分け１敗の成績だったが、チームは徐々に波に乗り、その後の９試合は負けなし。直近５試合は全勝している。

　一方のメッシも今年３月の国際親善試合・スイス戦で代表初のハットトリックを達成すると、その後もハットトリックを記録し、バルセロナでの活躍に劣らない得点力を披露。15日のドイツ戦でも１ゴールを記録し、この５試合で９得点を挙げている。

　メッシはアルゼンチンのメディアに対し、「チームの連勝はいいことだと思う。ここ数年は安定感がなかったから。でも、今はトンネルを抜け出したように感じている」と語った。サベラ監督も「後半、メッシとアグエロのコンビはよく機能しており、チームにさらなるオプションが生まれた」とコメント。「我々はチームとしてのプレーができた」とも付け加えていた。


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