忍者ブログ

Soccer web

サッカー情報をこまめに配信しています。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Soccer web 「あの距離は無回転じゃないと入らない」「動画」

Soccer web

images (12).jpg

お探しの物きっと見つかりますように(*^。^*)

★ヤングなでしこ、なでしこ、何でも屋★



◇U-20女子W杯3位決定戦 日本2-1ナイジェリア(2012年9月8日 国立)

 3位決定戦でナイジェリアと対戦したヤングなでしこは、2―1で勝利し、初の銅メダルを獲得。0―0の前半24分、MF田中陽子(19=INAC神戸)が無回転のミドルシュートを決めて先制した。

 「あの距離だと無回転じゃないと入らないと思ったので」。田中陽の教材はCSKAモスクワのMF本田圭佑やRマドリードのFW、C・ロナウドら無回転の名手たちの映像。研究を重ねて習得した。「止まっているボールと動くボールは体の使い方が違う。蹴る瞬間の重心とか止め方を、映像を巻き戻しながら見ている。大舞台で練習の成果を出せてよかった」。大会期間中も練習を繰り返しながら体得した無回転弾は、ナイジェリアの守護神ホワイトも「手元で横に揺れるシュートは初めて。手に当てるのが精いっぱいだった」と舌を巻くほどの破壊力だった。

拍手[0回]

PR

Soccer web U-20女子代表、田中陽と猶本の成長物語

Soccer web

ダウンロード.jpg

ヤングなでしこは地元開催という追い風を受けて快進撃を続けた。超攻撃サッカーを掲げてのびやかにプレーする彼女たちは、日々いかにしてここまで成長してきたのだろうか。

ヤングなでしこの吉田弘監督が07年の就任以来、一貫して語っていることがある。

「個人でやるべきことを(所属の)チームに帰ってもやる。指導者に言われたからやるのではなく、自分が必要だからやる。いつか知らないうちに身につくことが増えてくればいい」と、あくまで選手が自主的に成長するように促しているという。

それを見事に体現しているのが、田中陽子だろう。今大会はトップ下、ボランチ、サイドハーフ、サイドバックなどさまざまなポジションで起用されながらも、すべての試合で得点を決めて結果を残している。スイス戦で決めた2本のフリーキックは、左右両足で1本ずつ蹴るという鮮やかなものだった。田中陽は「4年前のU-17のときは、みんなにコロコロシュートって言われるくらい、キック力がなかったんです。もっと練習しなきゃなと思いました」と、高い精度を誇るキックの原点について語った。彼女はわずか14歳にして初の国際大会を経験したことで、自らの技術を上げていくたくましさが身についた。

そこからはキック力強化だけでなく、さまざまな種類のキックやテクニックの向上に取り組むようになった。JFAアカデミー福島のホームグラウンド、Jヴィレッジで日本代表などのトップ選手が練習をしていれば、直接プレーを見に行った。「なでしこジャパンのプレーや中村俊輔さんのキックなどを参考にしていました」という。さらに、利き足でない左足の正確なキックは、左足の第五中足骨を疲労骨折した15歳のときに、右足を軸足にした練習を積むことで身につけたという。あくなき向上心を見せる田中陽は「これから自分がどうなりたいのかという目標を置いて、毎日やるべきことをやっているだけ」と、さらりと語る。

今大会、ボランチとして攻守に貢献している猶本光も、そうして自主的に成長していった選手である。中学入学と同時に、地元・福岡のなでしこリーグのチーム、福岡Jアンクラスの下部組織に入団し、中2の時にはトップチームと二重登録されるほど若くして才能を認められていた。高校生になるとJアンクラスの主力選手としてプレーしていたが、今春には「より高い体育の専門知識を学ぶため」と、筑波大学へ進学した。福岡を離れることになったため、浦和レッズレディースへ移籍することになったが、自らのスケールアップのための決意だった。

現在はなでしこジャパンの安藤梢や熊谷紗希を育てた、西嶋尚彦教授のもとで科学的なトレーニングを始めている。また、自主的に体幹を鍛えているといい、「ニュージーランド戦のときに、相手に体でぶつかりにいったんです。倒されるかなと思ったのですが、しっかり踏ん張れたのには自分でも驚いた」と、早くも今大会で成果を感じているようだ。さらに栄養面にも気を配ることで、より質の高い筋肉をつけるようにしているという。


吉田監督はかつて、「日本の選手はチームに染まってしまうことが多い。もっと個人で自分をアピールしないと。日本の社会ではいろいろと縛られることもある。でも、好きなサッカーくらい自分の意思でやって自分を出させてあげたい。大げさかもしれないけど、日本人の足りない部分を、サッカーを通じて伝えられたらと思う。見ていておもしろいサッカーをして、サッカーファンが増えてくれればいい」と、熱っぽく語っていたことがある。

それぞれの進む道を切り開いて努力する彼女たちと、それを温かく見守る指揮官。ヤングなでしこの創造性あふれるプレーの裏側には、それぞれの成長物語がある。


文/砂坂美紀(Miki Sunasaka)
1975年生まれ。高校時代は女子サッカークラブ・大分ミラクルレディースでプレー。女子サッカーを約15年取材し続けている、フリーライター。著書『なでしこ つなぐ絆 夢を追い続けた女子サッカー30年の軌跡』(集英社)
ツイッター @sunasaka1


images (18).jpg

残念ながら大敗してしまったU-20女子代表、戦いはまだ始まったばかりです。
将来のなでしこジャパンに選出を目指して頑張ってください。
応援しています!




海外サッカー ブログランキングへ

拍手[0回]

カレンダー

08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

あなたの行きたい旅が見つかる

旅行シーズン

プロフィール

HN:
北九州のスーパースター
年齢:
42
性別:
非公開
誕生日:
1982/03/12
職業:
サッカー
趣味:
サッカー

いいねお願いします(●^o^●)

twitter

バーコード

ブログ内検索

コガネモチ

P R