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バラックが現役引退-Soccer web



元ドイツ代表MFミヒャエル・バラック(36)が、現役引退を表明した。

フリーとなっていたバラックは、弁護士を通じて、引退という決断を明かしている。

「36歳にて、子供の時には夢見ることにも勇気が足りなかったプロサッカーでの長く、素晴らしい年月に振り返れる。一流の監督とファンタスティックなチームメートと一緒に仕事したのは特権だった。おそらく、8万人のファンの前でプレーすることやゴールを決めることが恋しくなる」

「サッカーをしていなかったこの数カ月より、辞める時期が来たことが示された。今は自分の人生での次の章を楽しみにしており、家族、そして僕を育てて、チャレンジして、共に歩んで、サポートしてくれた素晴らしい人々に感謝をしたい。みんなが自分の成功に大きくかかわっている」

バラックはカイザースラウテルンで活躍した後、レヴァークーゼン、バイエルン・ミュンヘンで大きな存在感を見せた。その後はチェルシーでプレーし、ここ2シーズンはレヴァークーゼンに戻っている。今夏フリーとなったバラックは、アメリカ行きを検討していたものの、交渉はまとまらず、そのまま引退を決めた。


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J・ゴメスのレッドカードが取り消しに-Soccer web



イングランドサッカー協会(FA)は2日、ウィガンMFジョルディ・ゴメスの退場処分を取り消すことを決めた。ウィガンの公式サイトで発表されている。

ウィガンは先月29日にサンダーランドと対戦した際、後半開始直後の48分にJ・ゴメスが退場となり窮地に立たされた。その後に先制を許したウィガンは、0ー1で敗れている。

しかし、ウィガンはこの判定を不服として、FAに処分の取り消しを要求していた。FAはハワード・ウェブ主審のジャッジが適切ではなかったことを認めて、処分を取り消すことにしている。

ロベルト・マルティネス監督は、「ジョルディが退場となり、失った時間は戻ってこない。しかし、次の試合で彼を起用できることを喜んでいる」と述べた。

J・ゴメスは、ダニー・ローズに対してスライディングをした際に退場を言い渡されていた。


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嫌われ者テリーの代表引退宣言-Soccer web

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「先週の日曜日、ロフタス・ロードで行われたプレミアリーグのクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)戦で、僕はアントン・ファーディナンドと醜いとしか言いようのない口論を起こした。その中で、チェルシーFCとイングランド代表のキャプテンとしての立場にも、『フェアプレー』の理念を守り若いファンの模範となるべきサッカー選手としての立場にもふさわしくない行動を取ってしまった」

「口論が白熱する中、決してアントンに対して人種差別的な侮辱をする意図はなかったのだが、彼やその他の第三者による受け取り方がそれとは異なってしまったことは理解している。そのことに対しては全面的に責任を負うつもりだ。まずは誰よりもアントンに対して、そして同時にQPR、チェルシー、プレミアリーグ、イングランドサッカー協会(FA)、それに競技場でもテレビを通してでも僕の行為を目撃した全てのサポーターに対して、正式に心からの謝罪をしたい」

「サッカーにも一般社会にも、人種差別が存在して良い場所などまったくない。FAからのいかなる罰則も甘んじて受け入れるつもりだ」

もちろん、ジョン・テリーが実際にこのような言葉を発したわけではない。また、イングランドのサッカー界を見守る者たちの中には、彼からこのような声明が出されなかったことをほんのわずかな驚きをもって受け止めた者すらいなかった。だが昨年10月に起こった問題をまだ小さな芽のうちに摘み取り、自身の評判の回復を図るためには、チェルシーのDFに必要とされていたのはこのような謙虚な姿勢であったはずだ。実際には、その後の丸々11カ月間とこれからも続いていく時間の中で、サッカーというスポーツへの悪評は高まるどころではない。新聞各紙の一面には過去20年間、あるいはそれ以上の期間の中でも最悪クラスの見出しが並び、サッカーの名誉にはすっかり泥が塗られてしまった。

私が数週間前の『Foot!』の中で、イングランド代表のキャプテンを2度クビになった彼のことを「何と言っても偉そう」で「嫌われている」と表現した時には驚いた者もいたようだ。だが実際のところ、この批評はほんの2割ほどが私個人の意見であり、残り8割は事実である。イギリスのテレビでこのような指摘をするのは、日本のテレビで「日本人はいつも米を食べている」と言うのと同じくらい当たり前のことだ。イギリスに話を戻すと、ファーディナンドの一件に関してFAが義務的に行った調査に対してテリーが先週取った遅すぎるリアクションは、彼がほぼ全面的に軽蔑される状況を引き起こした。代表からの引退を強いたとして批判をFAに向けさせようとする彼の試みは、「JT」が自分自身をきわめて高く評価していることを改めて思い出させるものであり、その予想通りの声明に誰もがうんざりしている。

『デイリー・テレグラフ』紙のヘンリー・ウィンター氏は次のように書いている。

「日曜日の夜にジョン・テリーは、FAがイングランド代表における彼の立場を『耐え切れない』ものにしたと主張した。まったくのナンセンスだ。テリーの転落は自業自得に他ならない。面倒ごとや恥ずべき事件があまりにも多すぎる。ウェイン・ブリッジとの一件や、アントン・ファーディナンドとの争いや、その結果として起こったリオ・ファーディナンドとの衝突や、イングランド代表のキャプテンマークは自分のものだと言いたげな態度を通して、テリーはインターナショナルウィークの不良資産となってしまった」

『ガーディアン』紙のダニエル・テイラー氏も同様の論調だ。

「心を痛めて代表チームを離れたジョン・テリーだが、彼は決して被害者ではない。容疑の深刻さを考えれば、FAはイングランド代表の元キャプテンである彼に対して十分に丁重な接し方をしてきたし、独自調査を行うことは協会の義務である。彼は同情されるだろうか? テリーがテリーである限り、おそらくあまり同情はされないだろう。実際のところテリーは、これまでの年月を通して、サッカー界の悪者の一人としての評判を定着させてしまった。その理由ならいくらでも挙げることができる」

法的に無罪となったテリーを、FAが処分対象としたことは正しかった。FAの立証責任や責任範囲、厳密な訴追理由は法廷のものとは異なっているからだ。とはいえ、FAの中途半端な対応もまた、この長く不幸な物語に寄与する要因となったことは否定できない。刑事裁判をEURO2012終了後まで延期すべきだという案は、考慮すらされるべきではなかった。FAはテリーからキャプテンマークを剥奪し、そのためファビオ・カペッロは代表監督を辞したが、結局彼らは法的手続きの期間中にもテリーを招集対象から完全に外してしまうことはできなかった。FAは自らの不文律を破ってしまったというわけだ。なおテリー自身も、この不文律に従って、2002年にU-21イングランド代表からの除外処分を受けた経験もあった。

純粋にプレーの面だけで見れば、31歳になったとはいえ、テリーの引退はロイ・ホジソンにとって大きな損失となるだろう。ホジソンは守備の組織に重点を置き、比較的ラインの低い4バックを敷いているからだ。テリーにとっては得意とするシステムであり、ターンのスピード不足という弱点を露呈することなくセンターバックとしての能力を存分に発揮することができる。チェルシーがアーセナルに2-1の勝利を収めた土曜日の試合(今週のFoot!ではこの試合を取り上げる)でも改めてそれを証明していた。現在のイングランド代表には彼の代役も豊富ではない。EURO2012でウクライナに1-0の勝利を収めた試合(テリーあり)と、先月ウェンブリーで同じ相手と1-1で引き分けた試合(テリー抜き)には純然たる差があった。

また、サポーターを苛立たせるような人格を持ったイングランド人選手はテリーだけというわけでもない。10代のうちに億万長者となる選手が、そのままの態度で大人になってしまうような時代である。ウェイン・ルーニーやスティーブン・ジェラード、アシュリー・コールといった名前は全て、ピッチ外での不快な事件や、巨額の報酬を巡ってのクラブとの辛らつな議論に関する報道の中に登場してきた。

だが、ピッチ上でリーダーであることを誇るテリーは、こういった面でもやはり不動のリーダーだ。「テリーの不人気は今後も変わらないだろう。選手たちの傲慢さやエゴが多くの人々を現代サッカーから遠ざけているが、彼はそういったものの大半を体現した存在だ」とウィンター氏も書いている。イングランド代表がタイトルを獲得することはしばらくないだろうが、もしその時が来れば良い思い出にしたいと望んでいる者のほとんどは、トロフィーを掲げるキャプテンがテリーではなくなることを喜んでいるに違いない。

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イブラはパリSGの力に自信 ではあるがフランスで家が見つからず「ホテルごと買い占めるかSoccer web

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パリSGのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが、『ユーロスポーツ』のインタビューに応え、古巣ミランとパリSGを比較している。

 イブラヒモヴィッチは、「パリSGはミランより強い。だからここへ来た。俺やチアゴ・シウヴァなどの偉大な選手が加わったことで、このチームはクオリティを手に入れたんだ。逆にミランはそれを失った。パリSGが世界でベストのチームの1つに数えられる日が来ると信じている」と語り、自チームの力に自信を見せている。

 また3日には、チャンピオンズリーグのグループリーグ第2節ポルト戦を控えているが、同日はイブラヒモヴィッチの31回目の誕生日となる。ポルト戦に向けては、「特別な日になる。1つ歳を重ねるが、心配はないよ。自分のことを良質のワインだと思っている。年月を重ねるほどいいんだ。いい試合をして結果を出し、自分へのプレゼントにするよ」と抱負を述べている。

今シーズンよりパリSGでプレーするスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチだが、いまだに住居が見つからず、ホテルで暮らしていることが分かった。フランス紙『レキップ』が報じている。

 ここまでリーグ戦で7得点をマークし、ゴールランキングトップに立つイブラヒモヴィッチ。18日に行われたチャンピオンズリーグ・グループリーグ第1節のディナモ・キエフ戦でも1ゴールを挙げるなど、新天地でも抜群の存在感を放っている「イブラ」だが、悩みがないわけではない。いまだに住居が見つからず、ヘレナ夫人と2人の子どもと一緒にホテル暮らしをしているというのだ。

 イブラヒモヴィッチは「アパートを探しているんだが、もし見つからなかったらホテルごと買い占めるか」と、冗談交じりに語ったという。とはいえ、イブラヒモヴィッチは今年6月、母国スウェーデンのストックホルム近くに浮かぶダベンソ島を250万ユーロ(約2億5000万円)で購入していた。イブラにしてみれば、ホテルごと購入することもさほど難しいことではないのかもしれない

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予期せぬクルピとの邂逅にも輝く柿谷の才能 -Soccer web

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毎試合必ず1度以上は決定的な仕事をする

 9月29日に行われたJ1第27節のヴィッセル神戸戦。セレッソ大阪は退場者を出し、1人少ない状況の中で、3-2と逆転勝ちを収めた。J1残留へ向け、貴重な勝ち点3を獲得している。その試合で、ゴール前へ絶妙なクロスを上げ、2-2となるシンプリシオの同点弾をアシストしたのが柿谷曜一朗だった。第26節の清水エスパルス戦では、C大阪のJ1ホーム通算400ゴールも決めるなど、毎試合必ず1度以上は決定的な仕事をする働きぶりで、ピッチ内で輝きを放っている。

 2年半ぶりに復帰した古巣・C大阪で、柿谷がどのようなプレーを見せるのか。今季のJリーグ全体を見渡しても、それは注目点の1つだった。結果から言えば、現在、J1第27節までに8得点。レギュラーに定着した第14節からの14試合で7得点を挙げ、2試合に1点のハイペースで得点を量産。清武弘嗣、キム・ボギョン移籍後の攻撃陣を立派にけん引している。

■FWとして先発に定着、ゴールを量産

 序盤はベンチスタートが続いていたが、途中出場でインパクトのあるプレーを見せると、第10節の神戸戦でJ1初先発を勝ち取った。「キャンプからずっと一生懸命やってきたことが実ったのかなとは思いますが、これで終わりではないし、まだ始まってもいない」と初先発に対する思いを話した。試合には敗れたが、翌節の清水戦も引き続き先発。FWの一角として起用された。

「(セルジオ・ソアレス)監督からは、『ゴールに近い位置でプレーしろ』と言われている。ボールを持ったら仕掛けて、決定的な仕事をしたい」。そう話して臨んだこの試合で、ケンペスのヘッドがポストに当たった跳ね返りを押し込み、柿谷はJ1初ゴールを決めた。試合は後半アディショナルタイムに失点。引き分けに終わったため、試合後は言葉少なだったが、柿谷自身、J1での確かな一歩を踏み出した。

 その後もFWとしてのプレーが続いた。「(2トップを組む)ケンペスは豪快にゴール目がけて行くから、こぼれ球を狙ったりもしています。相手DFにすきができた時、自分が裏を狙うイメージもあります。キヨ(清武)やタカ(扇原貴宏)、(山口)螢からはいいパスも出るし、裏を狙う動きは続けたい。(FW起用は)監督からの『ゴールにこだわれ』というメッセージだと思うし、その要求に応えたい。役割も定まってきたし、今は日々が充実しています」。

 ゴールに近い位置で、自身の能力を最大限に発揮できる環境を得た柿谷。6月は覚せいモードに入る。ナビスコカップ予選第5節の川崎フロンターレ戦、7節のサガン鳥栖戦でそれぞれ2ゴールを挙げると、リーグ戦でも、第14節のサンフレッチェ広島戦でリーグ戦2得点目。そして、清武のC大阪ラストマッチとなった第16節の浦和レッズ戦では、0-1で迎えた後半アディショナルタイムに殊勲の同点ゴールを挙げた。

 7月に入っても勢いは止まらない。第17節の横浜F・マリノス戦では、浦和戦と同じく0-1で迎えた終盤に、難易度が非常に高い、トラップからの反転ボレーシュートを決めてみせた。

「キヨくんが抜けた後を埋めるのは曜一朗君。今の曜一朗君は得点を取ってくれる雰囲気を毎試合持っている。すごく信頼している」(山口)。「曜一朗ばかりに頼ってもいられないけど、今はアイツがチームを引っ張ってくれている」(藤本康太)。敗色濃厚な試合を立て続けに救う活躍で、チームメイトの信頼も完全に獲得した。

 柔らかなボールタッチに、狭いスペースをすり抜けていくスピードに乗ったドリブル。背後からのボールに対し、背中に目が付いているかのようにピタリと止めるトラップ。柿谷は今季、その技巧をピッチで存分に発揮している。また、そういった曲芸的なプレーをしっかりと結果に結び付けている点も、これまでの彼とは一味違う点だ。さらには、オフ・ザ・ボールの動きや、ボールを奪われた際の守備にも進歩がみられる。彼のプレーを見るだけでも、入場料を払う価値がある。そう思わせる選手というのは実に貴重である。

クルピとのまさかの再会


3度目の復帰となったクルピ監督。かつては叱咤した柿谷が成長した姿に、目を細めているという【写真:徳原隆元/アフロ】
 前述の活躍により、チームの中心としての立場を確立した柿谷だが、8月21日、突如として練習場に坊主頭で現れた。人生初の丸刈りの理由は、「ここ数試合、結果を残せていないから」。至ってシンプルだった。すると、4日後に行われた第23節・横浜FM戦でゴール。結果を残してチームを勝利に導いた。

 この試合の翌日、C大阪に激震が走った。当初の目標とは大きくかけ離れて残留争いに足を踏み入れてしまったセルジオ・ソアレス監督の解任および、昨季までC大阪を率いていたレヴィー・クルピ監督の就任が発表されたのだ。柿谷はクルピが監督を務めていた2009年途中に、J2の徳島ヴォルティスへ放出(期限付き移籍)された過去がある。才能は評価されながら、度重なる遅刻など素行面を公の場で批判されたこともあった。

 一度は袂(たもと)を分けたクルピとのまさかの再会。8月29日、クルピ監督が復帰して初の練習後、報道陣に囲まれた柿谷はクルピについて問われると、「ここから何日かは聞かれると思いますけど」と苦笑いしつつも、「しっかりプレーして、監督の要求に応えたい。タイミングを見て話もしたい。コミュニケーションは前にいた時よりもしっかり取れると思う。自分からも歩み寄って、レヴィーを尊重して話したい。レヴィーと一緒にいいサッカーをして、残留を勝ち取りたい」と殊勝な態度でそう述べた。

 プロとしてサッカーに取り組む姿勢、そして監督との向き合い方を徳島で覚えた柿谷。J1昇格へ向けてまい進していた昨季、以前の自分との違いについて、このように語っていた。

「徳島に来る前の自分は、結果がすべてのプロの世界で結果が出せなくてイライラしていた。今思うと恥ずかしい言動をしていたことも確か。すべて自分が間違っていたとは思わないけど、(香川)真司君や乾(貴士)君みたいに成功した選手もいるので、今思えば単に自分が未熟で幼かった。今の自分なら、もう少しクルピ監督ともうまくやれるのかな、と思う。今の気持ちであの時の立場にいれば、もっと素直になれたのかなと感じています」。悔恨混じりに過去の自分について客観的に話す姿に、人間としての成長を感じた。

 今回のクルピの復帰とともに、「今の気持ちであの時の立場に居れば、もっと素直になれた」という自身の思いを体現する機会が図らずも訪れたのだ。

 柿谷の姿勢が改まれば、話は早い。元々、2009年にクルピ監督は「ブラジルに連れて帰りたい選手はシンジとイヌイ、ヨウイチロウだ」と話すほど柿谷の能力を高く評価していただけに、両者のベクトルが同じ方向を向くことに時間はかからなかった。

 クルピ監督のさい配初戦となった第24節のアルビレックス新潟戦。決勝点を挙げて勝利に導いたのは柿谷だった。これ以上ない筋書きのドラマに、メディアも一斉に2人の物語を書き立てた。試合後、柿谷の決勝点について問われたクルピ監督は、「特別な思いがゴールの瞬間によぎった。彼がプロ2年目にわたしが監督に就任したわけだが、言ってみれば、彼はかわいい息子。かわいい息子であるがゆえに、過ちを犯した時には正しい道に導く必要があった。今日のように一皮むけて成熟したプレーを見せてくれて本当にうれしく思う」とコメント。以前、「責任感がないがゆえに、時としてとんでもないプレーを見せる」と柿谷を評していたクルピだが、「技術だけではなく、戦術的な部分でも自分の話を理解し、しっかり表現してくれた」と、責任感たっぷりにチームのためにプレーする柿谷に対して、目を細めた。

■海外という選択肢が浮上する可能性も

「ミスを恐れず持っているものを最大限に出せ」、「わたしは選手に才能と実力があると思えば若くても勇気を持ってピッチに送り込むが、結果、数字には妥協しない」というクルピ哲学の下、攻撃的な素質を存分に伸ばし、サッカー選手として大きく羽ばたいた香川、乾、清武。同様に、柿谷もこれから先、Jリーグで結果を残していけば、明るい未来が待っている。

 もちろん、J1残留争いの渦中にある現在、C大阪で残留を勝ち取り、チームをさらに上位に導くことが第一だが、現在ドイツで活躍している乾と清武もそろって、「あいつは天才」と語る逸材だ。「今は、そこ(海外)を目標に置いてプレーしているわけではない」(柿谷)と話すものの、近い将来、海外という選択肢も浮上することだろう。

 さらにはもうひとつの未来として、個人的に、そして多くのサポーターも期待するであろうことは、森島寛晃氏、香川、清武と引き継がれ、現在は空き番になっている背番号8を身につけ、C大阪をけん引する姿だ。4歳のころからC大阪の下部組織で育った彼が、セレッソの象徴である“8”をまとい、チームを引っ張ることに、異論を挟む余地はない。

 今回の3度目のC大阪監督就任に際して、「サプライズ。人生、何が起こるか分からないから面白い」と語ったクルピ監督。それは、柿谷についても言える。ティーンのころの眩い輝きから一転、プロでの挫折を経て、現在、再び真のフットボーラーに成長を遂げている柿谷のサッカー人生も、常人では計り知れない起伏に富んだものだ。今はサッカーに夢中になれる環境で、己を存分に磨いている。今後については、プレー同様、先が読めないのである。

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北九州のスーパースター
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42
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非公開
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1982/03/12
職業:
サッカー
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