Soccer web カッサーノがインテル入り 長友と談笑

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日本代表ＤＦ長友佑都（２５）の所属するインテルミラノは、ライバルＡＣミランからイタリア代表ＦＷアントニオ・カッサーノ（３０）を獲得したことを発表した。同時にインテルからＦＷジャンパオロ・パッツィーニ（２８）がＡＣミランへトレード移籍する。ガゼッタ・デロ・スポルト紙によると、カッサーノは２２日にクラブ練習場でのチーム練習に合流。長友に向かって「ユート、良いパスを出せよ」「俺が質問しても、お前は分からないな」などと、昔からの友達のように冗談を言い続けていたという。カッサーノは「やっと昔から応援し続けていたインテルに入れた。俺にはまた笑顔が戻ったし、（開幕戦の）ペスカーラ戦からいいプレーをしたい」と意気込んだ。

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２３日に行われたヨーロッパリーグ（EL）予選プレーオフ・ファーストレグ、バスルイ対インテルの一戦は、２－０でアウェーのインテルが勝利した。DF長友佑都は、２１分から出場している。

移籍が噂されるマイコンを右サイドバックで起用したインテルは、左サイドにインテルでの８００試合出場到達となるサネッティを置いてスタートし、長友はベンチに入った。敵地ルーマニアで立ち上がりから主導権を握ったインテルだが、攻撃がうまくかみ合わないシーンもあり、攻めきれない。

ベンチスタートの長友は、早い段階でピッチに入った。２１分、ムディンガイが左ももを痛めたようで交代となり、サネッティが１列前にポジションを移して長友が左サイドバックを担当する。

すると、その２分後にインテルが先制点を奪った。左からのCKがペナルティーエリア外にこぼれると、カンビアッソがボレーシュートで押し込んで、アウェーで先手を取る。

３１分には長友が守備でミス。バスルイのカウンターを浴びたが、ペナルティーエリア手前でサネッティがカバーし、フィニッシュまで持ち込ませなかった。インテルは４２分に前半最大のピンチを迎える。ヌドイェの強烈なミドルシュートがインテルゴールを襲ったが、カステラッツィの好守でこの危機を逃れた。

その直後、インテルはカウンターで長友が左サイドを上がりクロスを入れると、ファーサイドのスナイデルにパスが通った。しかし、スナイデルがボールをコントロールしている間にDFが追いつき、シュートを打てない。

後半に入って５２分にも長友が良質のクロスを入れるが、ここはDFが足を伸ばしてカット。５７分にはスナイデルとのワンツーで長友がサイドを駆け上がりクロスを入れたが、ファーサイドに飛び込む味方がいなかった。インテルはなかなか追加点を決められず、１－０の時間帯が続く。

６０分を過ぎたあたりからバスルイに押し込まれるシーンが目立ったインテルだが、良い時間帯に待望の追加点が決まった。７３分、高い位置でボールを奪うと、スナイデルがペナルティーエリア右にスルーパス。これを受けたパラシオが巧みに流し込んで、インテルのリードは２点になった。

８２分にスナイデルを下げてDFのフアンを投入したインテルは、２点のリードを維持し、上々の結果でファーストレグを終えた。インテルのホームで行われるセカンドレグは、３０日に開催予定となっている。



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